間接的な刷りを介した「版画」は、古くから多くのアーティストたちを魅了してきました。
「版による芸術とは何か」―近代版画の創始者・山本鼎らが追い求めた表現は、時代を経て脈々と変化しています。
本展は、彫刻家・石井鶴三の「創作版画」、アーティストと刷り師が共同でつくる大画面の「大版画」、現代アートをけん引する村上早の「銅版画」など、当館所蔵の版画作品をご紹介します。
大版画作品の中でも、日本画家・東山魁夷が奈良・唐招提寺から依頼を受け、10年の歳月をかけて奉納した「東山芸術の集大成」といわれる唐招提寺御影堂内の障壁画を1/3のサイズにした全長7メートルに及ぶ作品《濤声》は圧巻です。
版種により、それぞれ違った魅力のある版画の世界をお楽しみください。
■各作家の詳細はコチラ
展覧会名 | 上田市立美術館コレクション展 版表現の魅力 |
会場 | サントミューゼ 上田市立美術館 2階 常設展示室 |
期間 | 2019年9月14日(土)~11月10日(日) |
休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日) |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで) |
料金 | <当日券> 一般 300円(250円) 高校・大学生 200円(150円) 小・中学生 100円(80円)
※( )内は20名以上の団体 ※障害者手帳携帯者とその介助者1名は無料 ※10月22日(火)は、即位礼正殿の儀に伴う慶祝事業の一環として観覧料が無料となります。
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関連イベント |
当館担当学芸員が展覧会をご案内します。 日時/9月29日(日)、11月9日(土) 各日13:30~14:30 会場/上田市立美術館2階展示室 参加方法/展覧会観覧券をお求めください
アーティストと学芸員が作品の前で制作や表現について語ります。 日時/10月26日(土)13:30~14:30 会場/上田市立美術館2階展示室 参加方法/展覧会観覧券をお求めください |
同時開催 |
山本鼎コレクション展示
当館の収蔵作家である、近代版画の創始者・山本鼎の作品、 また多岐にわたる活動をご紹介します。 |
チラシ | |
作品リスト | |
主催 | 上田市(上田市立美術館)、上田市教育委員会 |
お問い合わせ | 上田市立美術館 0268-27-2300 |