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【レポート】マチ×マチ ソワレ(中川賢一×越ちひろ)Vol.1

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2016年2月5日(金)at HanaLab.UNNO

 

マチ×マチ シリーズVol.1  〜マチ×マチ ソワレ〜

中川賢一×越ちひろ colored by C.Debussy

 

2015年秋に続いて2回目となるピアニスト・中川賢一さんと画家・越ちひろさんによるコラボイベントが開かれました。

 

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上田市の街なかへアーティストが飛び出し、

アートと街をつなげるイベント「マチ×マチ」シリーズ。

 

第1回目の会場は、託児所やキッチンスタジオを備えたコワーキングスペース

「HanaLab.UNNO」で開催されました。

 

商店街の一角に立ち、長屋のような奥行きがある空間にギャラリーのようなシンプルな内装。

 

 

入場すると目の 前には真っ白なキャンパスがあり、

そのすぐそばにサントミューゼから運ばれたグランドピアノがセッティング。

一番前の席と2人の距離は3mもない近さで楽しめてしまう、ぜいたくな試みです。

 

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コラボイベントで中川さんが披露するのは、フランスの作曲家ドビュッシーの「前奏曲集第一巻・二巻」です。

1曲ごとが短く、簡潔ながら、聴く者にさまざまなイメージをもたらしてくれる曲集です。

 

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1曲目の「デルフォイの舞姫たち」を演奏する中、ライブペインティングをする越さんは黒の絵の具でラインを描き始める。

それはまるで楽譜の五線譜のよう。

 

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越さんといえばパッションピンクをはじめとしたカラフルな色彩を思い描いていただけに、

黒1色でどんな表現を生み出すのか期待が高まります。

そんな観客の静かな高揚感を感じながら、自身も演奏するかのように音楽のリズムや強弱を付けて描いていきます。

黒の濃淡だけで描かれていく世界は、どんどん更新され、ピアノの1音1音のように生まれては消えて行く。

まさにピアノから生まれでた音符の数々が描かれているようでした。

 

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前半を終え、15分間の休憩になると1つ目のライブペインティング作品が取り外されました。

せっかくの大作が!と驚かれた方もいたのではないでしょうか。

 

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その下には、第2部用の白いキャンバスを予め用意していました。

 

後半は色の洪水のようにさまざまな色が塗り重ねられていきます。

 

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中川さんはと言えば、曲と曲の間に越さんの様子をしっかり確認しながら演奏していきます。

その姿はまさにマエストロ。

中川さん、越さんともに「次はどう来るか?」を楽しんでいる様子がひしひしと伝わります。

 

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生み出された線や丸などは、一瞬たりとも同じ姿ではありません。

すぐに絵の具は流れ、形を変化させていきます。

 

その一瞬一瞬のきらめきや、予想以上に気持ち良い音を響き出した空間は、

その場にいた人たちにしか味わえない特別なもの。

ライブの醍醐味を味わっていただけたのではないでしょうか。

 

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これからの「マチ×マチ」シリーズもお楽しみに。