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【レポート】デュエットゥ 地域ふれあいコンサート~武石・川西地域~

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【レポート】デュエットゥ ふれあいコンサート


デュエットゥアーティスト・イン・レジデンス~武石地域~
地域ふれあいコンサートVol.26

 

2017年2月11日(土) 開演14:00
武石公民館 大ホール
プログラム
オッフェンバック/後藤丹編:天国と地獄
サン・サーンス:おんどりとめんどり
サン・サーンス:白鳥
ゼキーニャ・アブレウ/石川芳編:ティコティコ
J.S.バッハ/マイラ・ヘス編:主よ人の望みの喜びよ
ブラームス:ハンガリアン舞曲第5番
ヴィットーリオ・モンティ/デュエットゥ編:チャールダーシュ
スコット・ジョップリン/デュエットゥ編:ジ・エンターテイナー
ウォルター&カロル ノーナ:アメリカンホームタウンバンド
木内佳苗/デュエットゥ編:君とみた空
木内佳苗/デュエットゥ編:いつもとなりで
ラヴェル:ボレロ

 

木内佳苗(かなえ)さん、大嶋有加里(ゆかり)さんによるピアノデュオ「デュエットゥ」の地域ふれあいコンサート。今日は武石公民館で開催です。

 

 

息のあった演奏で魅了する二人。

基本のスタイルはかなえさんがメロディー、ゆかりさんが伴奏ですが、曲によっては役割が入れ替わる箇所があり、主役が移り変わる面白さは連弾ならでは。

 

 

「2人で弾く連弾の良さは、1+1=2ではなく無限大になるところです。もう一つは、2人なのに1人で弾いているかのように音が溶け合って聴こえてくること」というかなえさんの言葉が、演奏を聴いていると実感できます。

 

「主よ人の望みの喜びよ」は、丁寧に紡がれるメロディーと温もりに満ちた低音が溶け合い、聴いていると空気が澄みわたるような感覚でした。

よく知られた名曲ながら、連弾が新しい魅力を感じさせます。

 

「チャールダーシュ」でかなえさんが取り出したのは、本体と黒鍵部分が鮮やかな赤というユニークな鍵盤ハーモニカ。

おなじみの楽器ですが、哀しさや情熱、艶っぽさなど1台で多彩な表情を見せてくれます。

 

 

「1月に武石小学校で行ったミニコンサートでも、鍵盤ハーモニカは大人気だったんですよ」とかなえさん。

真田丸をイメージさせる赤い鍵盤に、「上田に合わせて持ってきてくれたんだ!」と盛り上がったそう。

 

終演後、ロビーではお客様と言葉を交わす二人の姿。

これから連弾を始めたい、と楽譜を購入した方に「ペアがいると楽しいですよ」と話したり、昔ピアノを習っていたという方には「ぜひまた弾いてみて」と声をかけるなど、気さくな雰囲気が印象的でした。

 

 


デュエットゥアーティスト・イン・レジデンス~川西地域~
地域ふれあいコンサートVol.27

2017年2月12日(日) 開演14:00
川西公民館 大ホール

 

この日印象的だったのは、小学生のお客様が多かったこと。

1月に川西小学校と浦里小学校で開かれたデュエットゥのミニコンサートを楽しんだ子どもたちが、誘い合ったり家族を連れてきたりしていました。

 

 

息子さんに連れられて来たというお母さんは、

「コンサートの日、『指の動きが速くてすごかったよ!』と嬉しそうに話してくれたので、これは本当に良かったんだなと思って。家族で来てみました」。

 

1曲目の「天国と地獄」が始まると、子どもたちは「知っている曲!」と嬉しそうな表情。

にぎやかな曲調に、会場の雰囲気も明るさを増していきます。

 

 

「ジ・エンターテイナー」は、会場全体が手拍子で盛り上げます。

曲の途中で現れたトイピアノの音が加わると、驚きの声と笑い声でさらににぎやかに。

 

「1月に小学校の音楽室でミニコンサートを開きました。その時のみんなが、今日こんなに来てくれて嬉しいです。ありがとう!」と手を振る二人。

 

 

3月のリサイタルでは、二人が上田をイメージして作った曲が披露される予定です。
「子どもたちからも、上田のイメージをたくさん教えてもらいました。千曲川、山菜、そば、りんご……。色のイメージは真田丸の赤で、と。その言葉を書き留めているので、きっといい曲ができると思います」

 

最後の曲は、小学校でも子どもたちと一緒に演奏した「ボレロ」。
「この曲で、私は最初から最後まで同じフレーズを169回、同じリズムで弾き続けます。途中で集中力が切れないよう、ボレロ演奏前は食事にも注意しています」
とゆかりさんが話すと、笑い声が起きました。

 

見どころは、ゆかりさんが正確にリフレインするフレーズに乗せて、かなえさんのメロディーがだんだん力強くなっていく変化。

ゆかりさんのフレーズも次第に大きくなり、二人が共鳴していく演奏は圧巻です。

 

演奏後は拍手が鳴り止まず、笑顔でアンコールに登場した二人は「リベルタンゴ」を演奏。

 

 

カスタネットや肘で弾く奏法を使いながら、嵐のように激しくも美しい音色を聴かせてくれました。