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【レポート】神谷未穂 地域ふれあいコンサートin西部公民館

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ワンコイン 地域ふれあいコンサート vpl.34
神谷未穂 ヴァイオリンコンサート(ピアノ:望月優芽子)

2017年11月11日(土)at 西部公民館
この日は、8月に新しい建屋になったばかりという西部公民館でコンサートが開かれました。

旧公民館から引き継いだというピアノがステージに配置され、ピアニストの望月優芽子さんが1人で登場。

 

1曲目のエルガー作曲「愛のあいさつ」を演奏し始めると、ヴァイオリニストの神谷未穂さんが客席側の入口から演奏しながら客席へ。

一人ひとりとアイコンタクトを取りながら、曲のタイトルのように「あいさつ」をするようでした。

 

 

つづいて演奏したのはオペラ「タイス」の間奏曲「タイスの瞑想曲」。

今回は通常の出だしはハープが担当するところをピアノで演奏。

CMなどでも使われ、クラシックファン以外にも知られているしっとりとした印象の小品です。

 

 

 

神谷さんはこのコンサートの前にテレビ『題名のない音楽会』の収録に参加(長野県では12月9日深夜放送)。

その時にフィギュアスケートの音楽を担当して演奏した話から、フィギュアスケートでも使われている「チャールダーシュ」へ。

 

 

歌曲をピアノとヴァイオリン用にアレンジしたフォーレ作曲「En priere 祈り」を演奏する前には、ヴァイオリンとピアノの楽器の性質について教えてくれました。

 

 

「ヴァイオリンは人間の声の性質にとても近い楽器だと言われています。

例えばピアノは1音弾くと次第に音が小さくなって消えていきます。

しかし弓を使う楽器のヴァイオリンはいくらでもふくらませることができます」

 

と神谷さん。

「En priere 祈り」は歌曲でフランス語の歌詞が付いていて、弓の動きによってまるでヴァイオリンが歌っているように聴こえるのが印象的でした。

 

 

望月さんのピアノソロでは、「小犬のワルツ」を演奏。

再び神谷さんが登場して、ディニーク作曲「ひばり」へ。

曲中ではヴァイオリンがハーモニクス奏法でひばりのさえずりを表現。

その見事なパフォーマンスも合わせて惹き付けられた1曲でした。

 

 

 

そして最後はフランク作曲「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」とつづき、静けさを秘めた第1楽章から第4楽章の加速して終わるまでに、教会の鐘をイメージしたであろうピアノの音が随所にちりばめられているのが特徴でした。

 

 

1時間にぎゅっとたくさんの名曲が詰め込まれたこのコンサートに観客から大きな拍手が寄せられると、「私たちは拍手が大好物です」とほほえんで、上田ならではの1曲にしましょうと大河ドラマ「真田丸」メインテーマを演奏。

終始、観客を魅了した時間でした。