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【レポート】新居由佳梨ピアノコンサート in 青木村

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【レポート】新居由佳梨ピアノコンサート in 青木村
2017年6月8日(木)at 青木村文化会館 講堂
青木村の生涯学習の拠点施設である青木村文化会館は、夫神岳を望む自然豊かな場所にあります。
この日は夜7時から「新居由佳梨ピアノコンサートin青木村」が開かれ、夕暮れ時にたくさんのお客様が集いました。

 


登場とともに挨拶をしたピアニストの新居由佳梨さん。

このコンサートのために体力を付けようと上田市にあるお蕎麦屋さんで昼食を取ったエピソードを話し、普通盛りでも食べ応えがあったとおどろいたことや、このコンサートではサロンコンサートのように気軽な雰囲気で演奏を披露したいと想いを伝えていきました。

 

 

そして1曲目に選定した、イギリス出身の作曲家エルガーの「愛の挨拶」について話を進めていき、「妻のためにたくさんの愛を込めて作ったこの曲は、優しくて美しい曲です」と新居さん。

 

音に心を添わせるように表現豊かに弾く姿と、美しい曲の旋律が見事にマッチして、観ている側も思わず夢みごこちな気分にしてしまうほど。

 

つづいて演奏したのはモーツァルトの「きらきら星変奏曲」です。

曲が持つテーマを残しつつもさまざまな状態に変化していく音楽に、リズムを取りながら聴く女性の姿もありました。

多くの人が知っている曲で、クラシックにより親しみやすい印象を受けたのではないでしょうか。

 

 

つづく作曲家ショパンの作品からは、「幻想即興曲」を演奏。

鍵盤の端から端までの音を使った華やかな1曲でした。

 


コンサートも中盤に差しかかり披露したのがシューマン作曲「ミルテの花より『献呈』」です。

シューマンが結婚式前夜に愛するクララに「君は僕の全てだ」と書いた作品で、新居さんが「私も言われてみたい」と話すと、客席には笑みが。

 

 

愛をテーマにした曲は続き、つづいて披露したのはリスト作曲「愛の夢 第3番 変イ長調」です。

「リストの愛は、今目の前にいる人を愛しなさいという人間愛がテーマになっています。演奏からシューマンの愛とどう違うのかを聴き比べてみてください」と新居さん。

 

 

そして最後には、「10本の指を駆使した超絶技巧をいかに涼しげに弾くのかお楽しみください」と同じくリスト作曲「ラ・カンパネラ」を演奏しました。
最後の曲を終えて客席から花束を受け取り退場した新居さん。

その後も拍手は続き、アンコールへ。

 

「実はアンコールに演奏する曲を迷っている」と2曲ある候補から多数決を取り、ドビュッシー作曲「アラベスク第1番」を最後に奏でてコンサートは終了しました。
曲間のトークでは時折観客を沸かせるなど、女性らしい雰囲気ながらも快活な印象を与えた新居さん。

 

 

終了後は「身近でこのようなコンサートを楽しむことができたので、この余韻に浸って帰ります」と新居さんに伝える観客もいたほど、心に残るコンサートになったのではないでしょうか。