概要
ひとりで、ふたりで、ご家族で。
新国立劇場が贈るステキな冬の物語
2017年に初演された本作は、ウエイン・イーグリングによる華麗でスピーディーな振付、上品で華やかな美術や衣裳など高く評価され、多くの方々に愛されている人気演目です。「少女クララの夢」をテーマに、恋心を抱いた青年との冒険を通して大人への入り口を踏み入れていくクララの成長を描いています。 高度なパートナリングやテクニックが求められる主役のみならず、雪の場面や花のワルツの群舞、2幕のディヴェルティスマンなど見どころが多く、充実したダンサー陣容を誇る新国立劇場バレエ団ならではの『くるみ割り人形』です。
新国立劇場の冬の風物詩として大人気の『くるみ割り人形』をぜひお楽しみください。
ストーリー
クリスマス・イブ。クララの家ではパーティーの準備で忙しく、外では凍った運河の上で人々がスケートを楽しんでいる。謎めいたドロッセルマイヤーと、士官学校を卒業したばかりの彼の甥が到着する。ドロッセルマイヤーは招待客に手品を披露し、クララの姉のルイーズとルイーズを慕う3人の男性が踊りだす。ドロッセルマイヤーがクララに贈ったくるみ割り人形(以下、人形)を兄のフリッツが壊してしまうが、ドロッセルマイヤーは魔法のように人形を元通りに直す。
パーティーが終わり、クララが眠りにつくと、夢の中で人形は邪悪なねずみの王様に攻撃される。ねずみの王様がねずみたちを引き連れて現れると人形も勇敢な兵士に変身し、ねずみたちとの戦いに挑む。ねずみの軍隊が勝利し、人形は傷を負ってしまう。ドロッセルマイヤーがその場を収め、クララは人形から姿を変えた甥と二人ロマンティックなパ・ド・ドゥを踊る。しかし雪が降り始めるなか、ねずみの王様は甥を人形の姿に戻してしまう。居間が魔法にかかり、光り輝く雪片が降る白銀世界に変わっていく。ねずみの王様たちの軍勢に追われるクララと人形は、ドロッセルマイヤーに救われて、魔法の地へと気球に乗って運ばれていく。一方でねずみの王様は一計を案じる。
魔法の地に到着した。甥はねずみの王様を打ち負かして、壮大な祝祭が始まる。中国、アラビア、ロシア、スペインなど世界中のダンサーたちが様々な踊りを見せる。ドロッセルマイヤーの魔法で美しい庭が現れ、その中でダンサーたちが花のワルツを踊る。最後にクララはこんぺい糖の精となり、王子になった甥とともに美しいパ・ド・ドゥを踊る。
クララは突然、寝室で目覚めた自分に驚く。フリッツとクララは外に出て、雪の中でドロッセルマイヤーとその甥に手を振って別れを告げる。子供たちは不思議な思いに包まれて二人を見送る。
主役キャスト
クララ/こんぺい糖の精:廣川みくり
(プロフィールはコチラ)
ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子:速水渉悟
(プロフィールはコチラ)
スタッフ
振付:ウエイン・イーグリング
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
美術:川口直次
衣裳:前田文子
照明:沢田祐二
指揮
冨田実里
管弦楽
群馬交響楽団
関連リンク
日時
2025年1月12日(日) 14:00開演(13:15開場)
会場
サントミューゼ 大ホール
チケットインフォメーション
チケット販売日
2024年11月2日(土)10:00~
料金(全席指定・税込)
席種 | 料金 | U-25 |
---|---|---|
S席 | 10,000円 | 5,000円 |
A席 | 8,000円 | 4,000円 |
B席 | 6,000円 | 3,000円 |
※4歳未満のお子様の入場はご遠慮ください。
※車イス席のお求めはサントミューゼ窓口までお問い合わせ下さい。
※U‐25チケットはサントミューゼ窓口とインターネットチケット予約システムでの取り扱いです。公演日当日25歳以下であることの証明を、入場時にご提示いただきます。
プレイガイド
- サントミューゼ 窓口&インターネットチケット予約システム ほか
主催 上田市(上田市交流文化芸術センター) /上田市教育委員会