概要
クレパス®は、日本で発明された唯一の洋画の描画材料で、1925年(大正14)の誕生から2025年で100年を迎えました。上田ゆかりの芸術家・山本鼎(1882〜1946年)は、その開発に示唆を与え、普及にも大きく貢献していました。クレヨンとパステルの長所を併せ持つクレパス®は、伸びやかで発色がよく、混色や重ね塗り、スクラッチなど多彩な表現が可能です。油絵具の入手が困難だった戦中・戦後には多くの画家たちから注目され、現在でもその持ち味を生かした新たな作品が生まれ続けています。
本展では、山本鼎をはじめ、梅原龍三郎、猪熊弦一郎、小磯良平、岡本太郎など、大正・昭和期の巨匠たちから、舟越桂、鴻池朋子、加藤ゆわ、絹谷香菜子など、現代の作家が描いた新作クレパス画®まで約150点を一堂に展示します。“クレパス®=子どもの画材”というイメージを覆すような名作の数々をお楽しみください。

サクラアートミュージアム蔵

サクラアートミュージアム蔵
展覧会名
クレパス誕生 100周年 クレパス画名作展
会場 サントミューゼ 上田市立美術館 企画展示室
期間 2026年1月24日(土)~3月22日(日)
休館日 火曜日
時間 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
※詳細は決定次第、掲載いたします。
観覧料
未定
お問い合わせ
上田市立美術館 0268-27-2300 (受付時間 9:00〜17:00/火曜日休館)