令和5年6月9日

 

「令和五年度松竹歌舞伎」東コースに出演する尾上松緑さんから巡業に対する意気込み、ご来場の皆様へのメッセージをいただきました。

 

尾上松緑さん　ご挨拶

私自身は、このコロナ禍のなか、東京以外の劇場に出るということが1度もありませんでした。約4年ぶりの東京以外での公演になりますので、本当に楽しみにしております。コロナ禍が落ち着いて初めての公文協の巡業公演で、私に声をかけていただけたということは、本当にありがたく思っております。これからも、歌舞伎のために力を尽くして参りたいと思います。

 

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質疑応答（尾上松緑さん）

Q.今回演じる役の見どころ

『菊畑』の鬼一法眼というお役は舞台の上でほぼほぼ本心を表さない役です。私は演じるのに若いかもしれませんが、鬼一法眼の懐の深さをお客様に感じていただけるように勤めたいです。また、後輩たちが第一線で活躍するようになってきた今、私たちの世代も鬼一法眼のような老けの役に回って、後輩たちと一緒に歌舞伎を盛り上げていくということも、非常に歌舞伎にとって大事なことだと思っています。

『土蜘』の叡山の僧実は土蜘の精は、人間ではありませんので、叡山の僧に化けている間の妖気であったり、殺気であったりというものを表現するのが非常に難しいと思っております。千筋の糸を繰り出す派手な立廻りとともに、お客様にご注目いただきたいです。

 

Q.巡業で回る各地の方々へメッセージ

今回は『鬼一法眼三略巻　菊畑』、そして、新古演劇十種の内『土蜘』という古典を2本お届けさせていただきます。2本とも派手な演目ですので、観に来てくださったお客様にも喜んでいただけることと思います。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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【公演情報】

日時

2023年7月20日（木）

14:00開演（13:15開場）

会場

サントミューゼ　大ホール

料金

S席：6,000円

A席：4,000円

（U-25は各半額、入場時要身分証明書提示）

　※未就学児の入場はご遠慮ください。

　※車イス席のお求めはサントミューゼ窓口までお知らせください。

　※イヤホンガイドは、有料（800円）にてお貸出します。

　　当日受付にてお受け取りいただき、お帰りの際に必ずご返却ください。

　※U‐25チケットはサントミューゼ窓口とインターネットチケット予約システムのみでの取り扱いです。

　　公演日当日25歳以下であることの証明書を、入場時にご提示いただきます。

　　（ご登録無料・ご予約後7日以内にサントミューゼ窓口もしくはセブン-イレブンで受け取り）

 

【プレイガイド】

・サントミューゼ（インターネットチケット予約、窓口）

・松竹Web

・チケットぴあ（Pコード：518-019）

・ローソンチケット（Lコード：32971）

 

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