概要
イギリスの社会思想家、ウィリアム・モリスは自著『ユートピアだより』の中で、暮らしと芸術の総合を唱えました。元は「どこにもない場所」を意味する「ユートピア」。今ここにある課題をみつめ、どこにもない理想を夢みる思想は、それが紹介された20世紀日本でも美術、工芸、建築などにおいて暮らしをめぐる理想と課題となります。そして、幅広いジャンルを結ぶ共同体が模索されました。
本展では、山本鼎、柳宗悦、宮沢賢治そして竹久夢二の美術運動、松本竣介らの作品、デザインサーヴェイ、アントニン・レーモンド、井上房一郎の関連資料といった多岐にわたる展示品をもとに、「美しいユートピア」にまつわる過去をたずね、未来を思い描く方法を探ります。
展覧会名 美しいユートピア展 理想の地を夢みた近代日本の群像
会場 サントミューゼ 上田市立美術館 2階企画展示室
会期 2026年4月11日(土)~6月7日(日)
※休館日 火曜日(祝日の場合はその翌日)
開館時間 9:00~17:00 (最終入場は16:30まで)
主催 ユートピア展上田実行委員会
(上田市・上田市教育委員会・TSBテレビ信州)後援 一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会
企画協力 株式会社TNCプロジェクト
※詳細は決定次第、掲載いたします。
お問い合わせ
上田市立美術館 0268-27-2300 (受付時間 9:00〜17:00 /火曜日休館)